少し遅れていましたが6月分を更新します。
SET指数をみれば一目瞭然なのですが,最近の株価状況は芳しくないようです。個別銘柄ごとにも顕著な動向が伺えますが,全体的に見てもコロナ禍の2020年頃の水準にまで落ち込んでしまいました。
中にはEAのように急激に株価が落ち込んでしまい,タイの証券取引所宛に,急激な株価下落原因は不明だけれども業績は従来通りであることを説明するレターを提出しているようです。
株式市場全体としてはそれなりの理由があって株価が低迷していることが多いので,すべての銘柄に当てはまるわけではありませんが,理由もなく株価が一時的に急落した銘柄の場合には理由なく元に戻る場合が多いので,この状況はチャンスかもしれません。ただし,あくまでも自己責任で判断されるようにお願いします。
それにしても通貨としてのバーツはとても強い印象です。10,000円が2,250バーツくらいのレートになり,バンコク界隈の物価水準はほとんど日本とさほど変わらないようですから,日本からタイへの旅行者は大変だと思います。反対に,ビザ緩和の効果もあり,タイから日本に旅行される方が相当数増えているとも聞いています。
日本経済は内需主導型で消費支出の割合が大きいので,円安によって輸出が増加するよりも輸入物価の上昇によるマイナス面が顕著になっています。ドル,ユーロの政策金利水準と日本の金利水準の格差を日銀がいつまで放置するかわかりませんが,できれば今のうちにバーツを売って円を買ったほうが得策かもしれません。
[2024.6.28]SET指数 1,300.96
銘柄 | 株数 | 現在値(THB) | 評価額(THB) |
---|---|---|---|
AOT | 3,000 | 57.75 | 173,250.00 |
BEM | 11,000 | 7.65 | 84,150.00 |
BPP | 7,000 | 12.10 | 84,700.00 |
EA | 2,000 | 11.20 | 22,400.00 |
EGCO | 600 | 103.50 | 62,100.00 |
INTUCH | 2,000 | 71.50 | 143,000.00 |
KKP | 5,000 | 46.50 | 232,500.00 |
LH | 30,000 | 5.90 | 177,000.00 |
MTC | 2,000 | 43.50 | 87,000.00 |
SGP | 4,000 | 7.15 | 28,600.00 |
TISCO | 4,000 | 95.50 | 382,000.00 |
TTW | 25,000 | 8.85 | 221,250.00 |
計 | 95,600 | 1,697,950.00 |